2023.09.05

ファッションバイヤーになるには

ファッションバイヤーは服の買い付けを行う職業であり、ファッション業界の花形の職業のひとつです。憧れている人も多いですが、専門的な職業のため、どのようにしてこの仕事につくのか分からないかもしれません。今回の記事では、ファッションバイヤーになるための方法を解説します。

ファッションバイヤーになるためには資格は必要？

この職業に就くためには、特別な資格は必要ありません。どんな服が売れるのか判断できるだけの、ファッション業界に関する知識や経験が必要です。経験や実績が重視されるため、販売員や企画職などを経て、ファッションバイヤーの仕事に就くというケースもあります。

商品の仕入れ・買い付けなどをするのがファッションバイヤーの仕事です。ファッションバイヤーの仕事は、国内外を問わず生産元や展示会などに足を運び、あらゆる商品の中から魅力的なものをセレクトすることから始まります。

ファッションバイヤーに必要なスキルは、「売れる商品を見極める」ことが最も重要になります。ですが、「どれくらい仕入れるか」「どのように売るか」など戦略的に考える力も必要となります。

ファッションバイヤーには、ファッションセンスはもちろん、流行を予測する分析力なども重要です。いま何が売れているのか、そして次に何が売れるのか、常日頃から分析・予測する能力が求められます。

ファッションバイヤーは、売れる商品を仕入れなくては務まりません。デザイン知識や色彩知識、業界知識、トレンドといったファッション業界に関する幅広い知識が必要になります。そのため、未経験でいきなりファッションバイヤーとして就職することは難しいです。

ショップ店員のアルバイトなどから徐々に経験を積むという方法もありますが、十分に勉強する時間は取れないでしょう。本気でファッションバイヤーを目指すなら、専門学校でファッション業界全体について学ぶことをおすすめします。

ファッションバイヤーの求人情報は、多くの求人サイトに掲載されています。また、ファッションの専門学校に通うと、先生経由で紹介を受けることもできます。

とはいえ、ファッションバイヤーは知識や経験が必要なため、まずはファッション業界の関連職種で経験を積んだ上でステップアップしていくといいでしょう。

ファッションバイヤーになるための方法について解説しました。会社の売り上げに直接つながる重要な仕事です。しっかりと専門的な勉強をした上で目指しましょう。

本校のオープンキャンパスでは実際の店舗に出向いてバイイング体験をするメニューなど、ファッションバイヤーになるための学びが体験できる様々なメニューがあります。ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。